エウロピ

今関大地サイト

Japanese artist Imazeki is attached to a female image with long blond hair, flashy bangs and bright blue eyes, a seriality reminiscent of Andy Warhol’s Marilyn. Imazeki, like Warhol, draws on the representational scheme of the Byzantine icon, but in a more evident way: the figure with its flat contours, the framed and in close-up face, the fixity of the feline gaze all help to emulate the distinctive features of the figurative tradition of Orthodox Christianity.

"INTO THE VOID" medina Roma

今までの道のり

南青山、二十歳ごろ。

私ははじめて表参道駅を降りて、万年筆を買いに行った。

南青山の骨董通りには外国人のモデルがたくさん歩いていた。地図を持たずにブティック街をさまよううちに、小さな公園にたどり着いた。

南青山にある公園

ベンチにはうなだれた外国人のモデルがいた。私も公園でうなだれた。

もう一度駅まで戻って探してみようと思い、公園をあとにした。気配を感じて振り返ると、先ほどの女性は私のすぐ後ろにいて、ぶつかった。私より差が高く、スラブ系のような女性だった。私はその後万年筆屋さんを見つけ、思い切って購入した。

※※※

1987年、千葉県流山市に生まれる。ブロック遊びや近くの利根運河で遊ぶ日々を過ごす。勉強はできず、ゴジラやプラモデルが好きな少年だった。

※※※

大学を卒業しても私はぶらぶらしていた。就職活動は出来なかった。音楽の道にも行きたかったが、やめることにした。もう一つ興味があったものが、デザインだった。

私はデザインのソフトを購入して、デザインの勉強をしたりイラストを描いたりした。ウェブデザインの勉強としてこのホームページを作った。デザインの勉強として美術館で絵を見たりするのが好きになった。

※※※

デザインの勉強を始めて数ヶ月後、私は仕事を見つけた。デザインデータを確認したり、データを加工する仕事だった。

休日はデザインの勉強を続けた。この頃から同じようなキャラクターを描くようになり、私は彼女をエウロピと名づけることにした。彼女は惑星エウロパ出身のスーパーモデルという設定で、私のブログ『europa』にたまに登場した(ブログは2021年に終了)。

エウロピは南青山

次第に私は強烈に東京への憧れを抱くようになり、なんとかデザイン系の仕事を見つけ、東京に行こうと決意した。26歳の時に初期の膀胱がんがみつかり、自分の人生にほんの少し翳りが見えた。

翌年には東京での仕事が決まり、晴れて私は東京に住むことができた。もともと下北沢に住みたかったが、良い物件がなかった。下北沢近くの笹塚の物件に決めたが、すぐに住めないと言われた。あらためて不動産屋が管理している物件に自由が丘の物件があり、そこに変えてもらった。こうして縁もゆかりもない自由が丘での生活が始まった。

自由が丘駅前

※※※

デザインの勉強からは解放された。休日はエウロピを描いたり、美術館に行ったりとのんびりしたものになった。

そんなある日だった。

たまたまポストに入っていた東工大の学園祭のチラシの中に、市民による芸術展示祭という一文を見つけた。

せっかくだから油絵でエウロピを描いてみた。

エウロピは海街

油絵で絵を描くのは楽しかった。どうしても絵が上手くなりたいと思い、恵比寿の絵画教室に通った。半年後に絵画教室の先生が退任したので私も辞めることにした。絵が上手くなるには自分で頑張るしか無いと思うようになったし、自由に描くのが好きだったから。

※※※

東京に来て一年半が過ぎた頃だった。

私が放置していた転職サイトにメッセージがあった。デザイン事務所からのオファーだった。不思議に思ったが一応面接してみると、DTPオペレーターの人材を探しているらしかった。そこで内定が出てしまい、せっかくなので転職することにした。

まさに夢のようだった。夢にまで見たデザイン事務所での仕事ができるとあって、その頃の私は天に登るような気分だった。

仕事はとてもハードだった。毎日残業の繰り返しだった。休日は絵を全く描かなくなり休養に費やした。半年後に体調が悪化し、うつ病と分かった。わずか半年でデザイン事務所を退職した。

※※※

デザイン事務所を辞めて、私のデザインの情熱は一瞬で消え去った。デザインは消えて、エウロピが残った。

私はエウロピとは一体誰なんだろうと、長い休みの中で模索するようになった。療養中に絵画制作を続けた。

エウロピは自由が丘

うつ病はすぐ良くなった。長い休みの中で、個展を開こうと思いついた。2017年11月、Diginner galleryで『エウロピは自由が丘』を開いた。

初個展『エウロピは自由が丘』の私

絵を見に来てくれた方々から、エウロピの顔はもっと写実的な顔の方が良いなど提案をいただいた。

エウロピは誰なのか、どのような顔がいいのかと模索する日々が続いた。この個展がきっかけになり、翌年1月にトバリエギャラリーで企画展を開くことになった。

※※※

次の個展で、エウロピは新しい顔にしようと決めた。何日も何日もスケッチブックに顔を描く中で、私にあるイメージが浮かんできた。

南青山であの日、偶然ぶつかったモデル。その人のイメージが浮かんでいった。そうして描きあげたのが『エウロピの肖像』だった。

エウロピの肖像

療養中に2度も個展を開くことができ、私はアートや画家といったものに関心を抱くようになった。アートをいろいろ勉強してみると、私のようにキャラクターを描き続ける画家がほとんどいないことに驚きつつも、自分のやっていることは面白いのではないかと思うようになり、創作活動と並行して仕事ができる環境を模索した。しかし貯金は底をつき、結局派遣社員としてDTPオペレーターを選んだ。

第44回国際美術大賞展入選作品『エウロピはひまわり畑』

2018年、第44回国際美術大賞展に入選。翌年トバリエギャラリーで2度目の個展開催。2020年アート通販サイト『WASABI』にアーティスト登録。翌年イタリア・ローマ Medina Roma にてグループ展に参加、中目黒Kisai にて個展開催。

エウロピは草原

派遣社員として働く中でそこそこ活動をしていたが、新型コロナウイルスが流行すると創作活動は停滞した。同時に東京に憧れを抱くことも無くなった。2021年はブログ『europa』を終了。長い停滞期が続いた。

2022年、ホームページを全面リニューアルし、新たに『かがやいて日記』をスタート。2年延期していた新宿眼科画廊での個展を決めた。

※※※

2023年5月、新宿眼科画廊で個展予定。エウロピと共にこれからも何か面白いことが起こるのではないかと期待している。

2022年8月 自由が丘にて

今関大地

今関大地

1987年千葉県流山市生まれ。

エウロピというキャラクターを描く。エウロピは惑星エウロパ出身のスーパーモデルという設定で、南青山でぶつかったモデルがモチーフ。

半年間の絵画教室を除き独学。印象派以降の西洋絵画と日本のキャラクター文化を融合し、現代的な表現を追求。

26歳で膀胱がん、29歳でうつ病を患う。うつ病治療中の同年、自由が丘で初個展。2020年アート通販サイトWASABIにアーティスト登録。2021年イタリア・ローマでグループ展に参加。

影響を受けた画家・アーティスト

レオナルド・ダヴィンチ、エドゥアール・マネ、クロード・モネ、アンリ・マティス、奈良美智、安藤忠雄など

個展 / solo exhibition

    2021

  • 8月 東京 中目黒kisai BUZZ「エウロピしか勝たん」
  • Aug Nakameguro Tokyo, kisai BUZZ "Europy is the Best"

    2019

  • 7月 東京 世田谷 Tobarier Gallery「エウロピのロックンロール」
  • Jul Setagaya Tokyo, Tobarier Gallery "Europy's Rock'n'Roll"

    2018

  • 1月 東京 世田谷 Tobarier Gallery 「エウロピは九品仏」
  • Jan Tobarier Gallery "Europy in Kuhonbutsu"

    2017

  • 11月 東京 自由が丘 Digginer Gallery「エウロピは自由が丘」
  • Nov Jiyugaoka Tokyo, Digginer Gallery "Europy in Jiyugaoka"

グループ展 / group exhibition

    2021

  • 9月 イタリア ローマ Medina Roma「INTO THE VOID」
  • Sep Roma Italy, Medina Roma "INTO THE VOID"

    2018

  • 第44回国際美術大賞展「エウロピはひまわり畑」
  • The 44th International Art Grand Prize Exhibition "Europy with Sunflowers"

連絡先 / Contact

contact(@)daichiimmazeki.com
エウロピ

エウロピ

Europy

エウロピは惑星エウロパから来た宇宙人、スーパーモデル。キャッチコピーは『現代アートのスーパーモデル』。

二十歳の頃、東京・南青山でぶつかった外国人モデルがエウロピのモチーフ。エウロピの聖地は外国人モデルと遭遇した「港区南青山6丁目児童遊園」。

かがやいて日記

日記を見る
この投稿をInstagramで見る

Medina Art Gallery Roma(@medinaroma.arte)がシェアした投稿

この投稿をInstagramで見る

yuri yamamoto/山本 優里(@yuri__yamamoto)がシェアした投稿

この投稿をInstagramで見る

アート専門通販サイトWASABI(@wasabi_artshop)がシェアした投稿