国立新美術館 至上の印象派展 ビュールレ・コレクションの感想
国立新美術館の印象派展だと期待が高まる。ビュールレというコレクターの方の大規模展覧会。最後のと銘打ってあるのは、今度コレクションが2020年ごろにチューリヒ美術館に移るからだ。
やはりマネ、モネ、ルノワールは最上。
印象派展というだけあって、マネ、モネ、ルノワールの初期印象派のコレクションはすごい良かった。
一方のセザンヌはそんなに有名どころのコレクションではなかったが、本人の自画像があったりして、割と面白かった。意外だったのがゴッホのコレクションが豊富で、そっちはすごかった。明らかに日本の浮世絵から着想を得た作品もあったし、ゴッホの自画像もあり、ちょっと得した気分だ。
印象展と言いつつ、最後にはジョルジュ・ブラックやピカソまで出てくるので、時代関係なく幅広くコレクションしていたんだなあと感じた。
ラストを飾るのは、モネ。睡蓮の池、緑の反映
私はモネが好きである。画家としてもそうだし、色彩、構図など、全てが好きである。ただ今まで睡蓮の池を実際に見たことはなかった。
これがコレクション最後の目玉、モネの睡蓮だ。
もっと近く、絵は近くで見るんだ!!
グッズコーナーではガチャガチャがあって、やってみた。
ゴッホの自画像だった。ゴッホには70まで長生きして欲しかった。今でこそ西洋絵画の天才だが、70まで生きていれば生前から確実に評価されていたんだろうなと惜しまれる。
ゴッホについては改めて色々調べてみようかなという気にさせた。
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