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30歳からのDTPデザイナー

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いよいよ明日から働くことになった。ようやくと言った感じだろうか。長い休みはもうこりごりといった感じで、家でも長い時間睡眠に費やしていたような気がする。朝起きて食事をとったらまた睡眠、昼は外食をして、すぐ帰宅して睡眠、夕方も食事をとったらもう夜だ、といった具合に、食ったら寝の生活を続けていた。

色々できたような気もする。絵はかなり描いた。大きなものから中位のものまで描いた。休みを満喫しすぎたおかげで、休みの有難さがわからなくなってしまった。これからの土日はむしろ生産的に絵を制作できるのではないかと思っている。ただそこまでやり残したこともないくらい絵は描いたので、今後の土日がどうなるかはわからない。Nobody knows my weekends といったところだろう。

DTPデザイナーということらしい。期間限定で。

今まで私はデザイナーになりたいと思い活動してきた。東京に就職が決まった時は新宿で、その次は青山だった。退社した後はもうデザイナーなどこりごりだと思い、色々痛感した部分もあった。一つはデザイナーといってもDTPオペレーター的なところがほとんどであり、私のように初心者がデザイナーになれることはなかった。前に書いた27歳からのグラフィックデザイナーという記事は不確かなものになってしまったという過去がある。私はてっきりグラフィックデザイナーになるものなのかと思っていたら、結局のところDTPオペレーターだったのだ。社長が社員の名簿のようなものを持っていて、その際私の名前の下に”オペレーター”と記載されている時、少なからぬショックを受けてしまった。私はそれでもオペレーターとしての仕事には責任感も感じ、誇りみたいなものもあった。ただデザイナーの羨望は持ち続けていたが、この度の長い休みでそれもどこかに吹き飛んでしまった。それくらい今の私にとっては軽いものとなった。

DTPオペレーター的な業務が跋扈するデザイン業界にあって、DTPデザイナーとは何かというと、DTPのオペレーション業務がデザイン業務に侵食していっていることを表しているのではないか。昨今は単純なオペレーションというのも少なくなりつつあり、代わりにDTPのオペレーターがデザインを担当することも多くなったと聞く。大方そういう考えなんじゃないかと思っている。DTPというのは印刷に携わった人でないとなかなか想像できない略称だからだ。もっとニッチなものとしてCTPなども存在するが。

正直今回は派遣ということにした。残業時間が少ないから絵の制作もできるというのが理由だ。DTPオペレーター、DTPデザイナー、そしてグラフィックデザイナーはもともと残業がかなり多い。私も前職では月/80時間は残業していた。それでも少ないよ、みたいな残業合戦が始まるが、もはやそんなことなんの武勲にもなりやしない。

その残業の時間に見聞を広め、世の中に関心を持ち、そしていろいろなデザインのインプットに当てるのがデザイナーの本来の務めだろうと思ったりする。いつまでも同じ手法でデザインしていてはダメだし、そんな会社に仕事はこない。美味しいものを食べ、美しいものを見るのがデザイナーの養分となるはずだ。深夜まで働いて終電で帰り、家に帰ってコンビニの夜食を食べるようでは、それこそ「東京で消耗している」人になってしまう。

派遣では残業が少ないので、デザイン系の仕事をし、東京にいながら消耗はしない。これはDTPの新しい働き方になるのではないかと密かに期待していたりもする。多くの人材が派遣になることにより、流動性を増しひいてはDTP業界全体の残業が少なくなればいいなあと考えている。派遣につき期間限定にはなるが、それでも残業が少ないというのは非常にメリットなのである。

汐留なのだ。通勤場所は。

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新橋というのは、次の就業が決まるまで、東京にいながら全く足を踏み入れたことのない場所だった。汐留も然り。どんな毎日になるだろうか。

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