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【連載 europa からの手紙 15】 おじさん、あいみょんを聴く

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私はかなりのおじさんである。
おじさんであるし、あんまり音楽に詳しくない。好きなアーティストはサザンとGLAYだ。サザンはまた随分年が離れるが、そこまでのおっさんではない。同い年くらいになるとバンプあたりになるだろうと思う。

私のようなおっさんがどうしてあいみょんを知るかというと、キャットストリート沿いの広告にReebok ×あいみょんという広告があり、「なんだあいみょんとは」と言った程度だった。そうしたら紅白にあいみょんが出場と知ってマリーゴールドを聴き、なんだおっさんでも聴きやすいじゃないかと思い、瞬間的シックスセンスを買ったのだ。

おじさんを凌駕する歌

おじさんは音楽に詳しくないし、聴くならベストアルバムを買ってしまうにわかである。唯一女性シンガーソングライターでオリジナルアルバムを買ったといえば大塚愛だが、今の若い人には大塚愛は知らないだろう。大塚愛にも初期のアルバムにはかなりノスタルジックな楽曲があり、ノスタルジっクなおっさんをメランコリックにさせてくれた。いわゆるノスタルジーというのは、若い頃(90s)の感じを彷彿とさせる楽曲のことである。

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(渋谷のタワレコでフラゲしたのだ)

あいみょんにはそんな感じで、若干大塚愛にも似たような感じがある。ただ出自というのはだいぶ異なるようだ。大塚愛は弾き語りはしないし、フォークソングなどやらない。一方あいみょんはフォークソングだし、吉田拓郎的なセンスを感じる。
正直な話、おそらくマリーゴールドが今回のアルバムのメインになるだろうと思ったら・・なんと2番目である。大丈夫か、とおっさんは思ってしまう。あのGLAYでさえ売れたシングルは後ろの方にしているのに。しかしおっさんの間違いだった。はっきり言ってマリーゴールド以上の楽曲もあり、あいみょんのすごさを知ることになる。

あいみょんは何がすごいのか

正直マリーゴールドが今回のメインソングになるだろうと思っていたおじさんだったが、聴いてみるとそれ以上の楽曲もあり、そういうのはきっとあいみょん自身も感じているだろう。おそらく一定数のノスタルジー好きはいるんだろう、と。
私もその一人であり、いわゆるJーPOP好きである。それはaiko、大塚愛に続くあいみょんということになったのだろう(奇しくもみな大阪出身で、あいがある)。ではあいみょん以前はどうだったのかというと、これがいい感じでいなかった。ちょうど今に続くアイドルブーム真っ盛りだからである。あいみょんそれらに対峙する(本人は全く想定もしていないだろうが)存在になり得てしまった。
だから私はマリーゴールド以上の楽曲がありなおかつある程度それをわかっているあいみょんには、なんとも喜びを感じざるを得ないのであり、その辺りの凄さは11番目のGood night babyでは拍手さえしてしまったほどだ。ある意味計算づくめの曲かもしれないが、ノスタルジー好きのおっさんにはもう拍手を送るしかなかった。
しかしあいみょんは決してノスタルジー好きのおっさんを相手にはしていない。あいみょんはよくわからない曲もたくさんあるのだ。それは挑戦のような、若さの才能のような、おじさんはただ呆然と聴くしかないのだ。

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