[LOUVRE] ルーヴル美術館展は春の国立新美術館
ごきげんよう。いよいよ春ですね。今日は国立新美術館に今年もよろしくっていう感じで新年のご挨拶に行ってきました。昨年は10月くらいに行ったのが最後で、真夏のオルセー美術館展、秋のチューリヒ美術館展ときて、2015年春はこのルーヴル美術館展(の後はマグリット展ね)というわけです。
コナンガイド・・・
どうやら今回の展覧会はコナンガイドがあるそうです。絵画の謎解き(美の巨人たちの展覧会バージョン)をコナンくんがやってくれるそうです。コナンファンは行かなきゃ!!
印象に残った絵画たち
ジョゼフ=マリー・ヴィアン 《アモルを売る女》
ねえ天使いりませんか?って感じのノリで売ってくる女性。ああたくましい二の腕。ちょっと汗の匂いがしそうですごいいいなあと思ってしまいます。画家がよく貴族の女性より農村で働くたくましい女性に惚れるっていう話は、この絵を見てもわかる感じ。いやいや!けっこうすごい構図の絵なんですけど。こんな絵初めて見た!!天使の持ち方・・・たくましい。。
ハブリエル・メツー 《リンゴの皮をむく女》
お姉さん、あんまりよそ見してると手、切るよ。なんて野暮なこと考えてしまいますが、きっととってもお上手。リンゴ食べたいんじゃなくてお姉さんをずっと見ていたいなあ。仕事さぼってでも。リンゴ好きです、ってくるたび言う。
マルタン・ドロリング 《台所の情景》
あらお兄さんまた来たの?って二人から言われているような感じがします。ちょうど休憩中でしょうか、窓の外から風が吹いています。台所は散らかって、もうすぐ夕暮れ。その編み物、今日はよく進みそうですね。「何?」 いいえ、なんでもありません。
トーマス・ゲインズバラ 《庭園での会話》
記憶が曖昧で、多分二人でベンチに座っている絵画だったんだよなあ・・スカートがくしゃくしゃってなっててとても印象的だったけど、タイトルなんだっけぇって探してしまったこの絵画。ああ、偶然二人を見てしまった私。しかも彼女と目があってしまったなんて。男はいつだって話に夢中、ですよね。この絵もすごい好き。
ティツィアーノ・ヴェチェッリオ 《鏡の前の女》
きっとこの美術館の中であなたがヴィーナス。絵は知ってるけど描いてる人知らないってだけでティツィアーノはけっこう有名な絵もたくさん描いていると今日知りました。しかも女性が全員ヴィーナス。公式でもあるように、今回の見所の一枚。
テオドール・シャセリオー 《風呂からあがるムーア人の女性》、または《ハーレムの室内》
あの、、、、お風呂上りのインパクトやばいんですけど!ムーア人とは北西アフリカに住むイスラム教徒。モロッコのカサブランカあたりでしょうか。やはりちょっとたくましい女性が好きだなあ。横の人女性見すぎでしょ。あるいは「私」なのかもしれませんね。
バーレント・ファブリティウス 《アトリエの若い画家》
展覧会も最後まで来てしまいました。最後はアトリエの芸術家というテーマ。やっぱり画家が一番かっこいいのかなあとうっとり。しかもこんなにイケメンでキャンバスに一生懸命描き込んでる横顔・・・。ああ、こんな画家に肖像画を依頼してみてはいかがですか。きっと写真より自分らしく、いつまでも若いまま、多くの人に見てもらえるなんて素敵。