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初めてアクリルで絵を描いてみた

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エウロピは海街

アクリルでエウロピを描いてみようと思いますと真夏で言ったきり、季節は秋になりました。



今回初めて描いてみたのが「エウロピはマリクレール通り」です。



europy-in-marie-claire.jpg

「エウロピはマリクレール通り」F6号 アクリル画

油絵とアクリルの違いをまとめてみました

アクリル画は乾くのが早い



油絵は早くて1日、厚塗りをすれば3〜4日、もっと盛れば1週間というスパンです。現代的に考えればちょっと遅いかなという感じです。アクリルの方は10分、20分という速さで、比較にならないくらい早いです。これは利点でもあり、欠点でもあります。実際グラデーションが作りにくいということが多くのウェブサイトで書かれていて、本当か?と疑っていましたが、本当でした。極めて早く乾いてしまうのでグラデーションになりにくい、というより絵の具が混ざらないという感じがあり、すぐ上に乗ってしまう、Photoshopでいうところの乗算のようなイメージですね。



作業のスピードが格段に早くなって、描きたいモチーフを3、4日待たずに描けるのは最高だと思います。じっくりではなく心のままに早く描きたい人にはアクリル画はおすすめです。私も早く描きたい派なので、アクリルはいいなあと感じました。



臭いが気にならない・換気が油絵ほどではない



アパートで描いているので、どうしても臭いがきになる油絵に対して、アクリルはそれほど臭いがありません。臭いがあるとしたらキャンバスに若干臭いがあるくらいで、油絵の解き油の臭いやましてテレピンのような臭いはありません。テレピンやペトロールは揮発性で部屋に充満してしまいますが、アクリルは水で絵の具を薄めたり伸ばしたりするので、当然無臭というわけです。



換気がそれほどではないというのは、当然換気はした方がいいでしょう。しかし真冬の寒い中でもアクリルの方は頑張って描けるかな、という感じです。つまり窓を全開にして換気するほどではない、エアコンを入れたりしながら描けてしまいそうです。アパートや集合住宅の絵描きさんにはおすすめです。



意外とべた塗りが難しい?色による?



べた塗りが簡単というアクリルですが、べた塗りが難しく、どちらかというと水彩に近い感じで、塗れば塗るほど深みが出ていく感じがします。均等に広がるという感じはありません。ひょっとしたらこの辺りはメーカーによって差異があるかもしれません。同じアクリルでもアクリルガッシュはべた塗りが得意らしいですからね。



基本的に透明、上から置くには白を混ぜる



これもメーカーで差異があるかもしれませんが、マイメリの場合は油絵のように上からかぶせることが難しく、その場合は白などで一度覆い隠してから塗るようにしました。基本的にはやはりPhotoshopの乗算のようなイメージか、あるいは水彩画のイメージに近いです。どうもアクリルガッシュはこの点をクリアしているらしいのですが、持っていないのでわかりません。ただチタニウムホワイトがあればそれを混ぜて、隠蔽力の強い色を作ることができました。

アクリル画は難しいけど、作業がはかどる

やはり早く乾く→時間が余る→もっと細部までとことん描いてみようという好循環が生まれました。エウロピの顔もとことん追求できたし、背景の自由が丘のマリクレール通りも細部まで描くことができ、これは今までの油絵では時間の制約などもありあまりしてきませんでした。ちょっと慣れるまで大変かなという感じもありますが、油絵と違った表現もできそうです。つまり水彩画風のたっちや表現ですね。こういったことも表現できると、日本画風の表現をアクリル絵の具でやるということもできそうで、ちょっと表現の幅が広がった感じがします。

エウロピはマリクレール通り(油彩画)

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