【連載 europa からの手紙13】絵を描きながら仕事をする

絵だけで食べていく人間はいない。ちょうど「まんぷく」に出てくる要潤のような人間じゃないとうまくはいかないだろう。

どうやって絵が売れていくのか、その過程は分かりにくいものだが、第1に人目に触れるということだろう。そうしないと絵が存在することを知ることはできない。

あとは本気で売りたいかどうか。

単に自分の楽しみのために絵を描くのであればいい自分の息子(ムンクのように)をお金に替えることに罪悪感を覚える筈だ。

私はそう言った意味で職業画家に興味がない

絵に思い入れがあればあるほど、絵は売りたくない。だがそこに欲しいと思い人がいるなら考えてもいい。仕事をしながら絵を描けば、そのような余裕が生まれる。だが人目の触れることを恐れてはいけない。

新しい絵とは一体?

私は絵が下手である。空もまだ描けない。もっとなんでも描ける人間になりたいが、同時に新しい表現を探すことも挑戦している。

それは人目をひくことであり、ひょっとしたら未知の芸術に到達できるかもしれないからだ。それがいつになるか、私にはわからない。